| 地中深く、生育する野菜は、土のなかの肥料の影響をより受けるはず。そんなことから、今回はごぼうを取り上げ、部分ごとに硝酸イオン濃度を測定してみます。 |
| (ごぼう) |
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| ごぼうは、都心にある比較的小規模のスーパーマーケットで購入しました。ビニールの袋入りで2本入って売られており、198円。「有機栽培」や「特別栽培」などの表示はついていません。このごぼうを太い部分、中くらいの太さの部分、細い部分に分けて、それぞれ20gずつ取り分け、硝酸イオン濃度を測定してみます。 |
| 部分ごとに取り分けたごぼう(上段が測定したサンプル.左から太、中、細) |
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| (測定方法) |
| ごぼうは、包丁で細かく切り分け、40mLの水道水を加え、15秒程度ミキサーにかけ、晒し木綿で濾して、その濾液の硝酸イオン濃度を硝酸イオンメーターで測定しました。 |
| 包丁でごぼうを刻む |
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| 刻んだごぼう(左から太、中、細) |
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硝酸イオンメーターで濾液を測定(左から太、中、細) |
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(測定結果) |
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■細い部分の硝酸イオン濃度が高い |
今回の測定結果では、太い部分と中くらいの太さの部分に比べて、細い部分が高い硝酸イオン濃度を示しました。生育していた状況からすると、一番地表に近い部分が「太」、次に深い部分が「中」、一番深い部分が「細」となるわけです。ですので、一番深く生育していた部分が高い硝酸イオン濃度を示したことになります。 |
■ごぼう表面に硝酸イオン濃度が高いのか? |
実は、今回のサンプルは、「太」、「中」、「細」とわけたはずでしたが、一番地表に近い部分の「太」と、次に深い部分の「中」は、実際にはほぼ同じ太さでした。一番深い部分「細」だけが、細くて長いサンプルとなってしまいました。重さは3つのサンプルで同じ20gずつ取り分けたわけですから、「細」だけが細く長くなり、つまり野菜の表面積が大きくなったわけです。地上に生育する野菜は、たとえばレタスなどは外側の葉のほうが内側の葉よりも、硝酸イオン濃度が高い値を示しました。同じように地中に生育する野菜も外側のほうが内側よりも、硝酸イオン濃度が高ければ「細」が特に硝酸イオン濃度が高くなったことの説明になるかもしれません。機会をみて実験を重ねてみたいと思います。 |



