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牛乳に含まれる硝酸イオン濃度 少しおおきなスーパーマーケットの乳製品コーナーに行くと,いろいろな種類の牛乳が売られています.乳脂肪の量を減らしたものや,殺菌方法にこだわったもの,牛の種類など,いろいろな着眼点でお客のニーズを満たす商品がたくさん用意されています.先日、都内の外国人の多い街にあるスーパーマーケットをうろうろしていたら、偶然にも,飼料としての牧草に「無農薬,無化学肥料」であることをうたっている牛乳を見つけました.それで,この商品を含めて今回はいくつかの牛乳を選んで硝酸イオン濃度を測定してみることにします. |
| (試料) |
| 【A】牛乳 |
| 比較的大規模なスーパーマーケットで購入.周辺は大使館などもある住宅地.そのためか外国人のお客さんが多いらしく,乳製品の品揃えはかなり充実しています.この牛乳のパッケージに「無農薬,無化学肥料の牧草で育った牛」と書いてあります.殺菌方法は低温殺菌(65℃,30分),乳脂肪分3.2%以上.1Lで420円という高価格商品です. |
| (【A】牛乳のパッケージ) |
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| 【B】牛乳 |
| 【A】牛乳を購入した同じスーパーマーケットで購入.比較的大手の乳製品メーカーの商品です.殺菌方法は低温殺菌(66℃,30分),乳脂肪分3.6%以上.価格は1Lで200円前後. |
| 【C】牛乳 |
| 住宅街にある通常の規模のスーパーマーケットで購入.ここでしか見ないパッケージの商品.比較的小規模ブランドなのではないかと思います.殺菌方法は低温殺菌(65℃,30分),乳脂肪分3.8%以上.価格は1Lで200円前後.. |
| (測定方法) |
| 各試料とも,そのままスポイトで,硝酸イオンメーターに取り分けました. |
| (測定結果) |
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| 予測どおり,「無農薬,無化学肥料の牧草で育った牛」からの高価格の【A】牛乳が,低い値を示しました.乳牛は,かなり大量の牧草を食べて育つわけですから,牧草の生育環境が少なからず,商品としての牛乳にも影響しているのでしょう. 今までは,施肥する野菜そのものの硝酸イオンを測ってきましたが,今回見られた測定値の差が,飼育中の餌の影響によるのもだとすると,肉,ソーセージやベーコンなどの加工肉,チーズ,ヨーグルトなど牧草を食べて育つ動物からの加工食品には,野菜と同じように肥料の影響があるのではないかと思います. |