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日本茶とウーロン茶の硝酸イオン濃度

 前回に引き続き、お茶に含まれる硝酸イオン濃度を調べてみます。今回は、日本茶とウーロン茶をとりあげます。「コーヒーはダメ」という方はいらっしゃいますが、「日本茶はダメ」という方は少ないはず。その意味では、コーヒーよりも押しなべてよく飲まれる飲料といえるでしょう。  日本茶は茶葉を蒸して乾燥されるだけのシンプルな工程を経て製品化されるもの。そのため栽培される土壌の影響がかなり残っているものと思われます。今回とりあげるのはウーロン茶で、摘み取った葉を発酵させる工程を経て製品化されます。比較の目的でもうひとつ、日本茶を煎ってつくる番茶もとりあげました。


お茶の購入ルートと価格を紹介します。

日本茶【5】(特別栽培茶,8年以上無農薬)

 自然食品専門店で購入した日本茶。 農林水産省による「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」にもとづいた表示がされていました。化学肥料の使用量をその地域の慣例の半分以下にとどめていないと、この表示は認められません。表書きにも大きく「特別栽培茶,8年以上無農薬」と書いてあります。100gで1,300円。

日本茶【6】(専門店、廉価品)

 昔ながらの商店街にならぶお茶と乾物の専門店。ひと昔はお歳暮、お中元の時期には繁盛したことと思います。専門店だけに、お茶の品揃えは、100g前後で500円から3,000円ぐらいまでラインナップされています。量り売りで、注文するとその場で真空包装してくれます。このお茶は、125gで500円のお店でもっとも低価格の商品。在庫の回転が速いはず。

ウーロン茶【7】(国内有機栽培)

自然食品専門店で購入した国産のウーロン茶。「有機JAS」マークがついています。75gで800円。

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ウーロン茶【8】(専門店の通販サイト)

 スタッフが産地まで直接買い付けに出かけ、質の高い確かな商品を揃えてくれる専門店の通販サイトで購入。台湾の香りのよい凍頂ウーロン茶です。50g1,890円。

番茶【9】(有機栽培)

 自然食品専門店で購入した番茶。「有機JAS」マークがついています。160gで580円。

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(測定法)

 お茶の葉を上皿はかりで計りながら、コーヒーの場合と同様に不織布でできたお茶を抽出する袋に5gつめます。そこに、お玉一杯分の熱湯をいれ、10分後に袋を引き上げ、常温に冷ました後硝酸イオン濃度を計測しました。お玉一杯分の容量は55mLです。

お茶を袋に計りとった状態

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抽出したお茶

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(測定結果)

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 コーヒーから測定できた硝酸イオン濃度の値が100~132mg/mL。コーヒーと比較すると、お茶に含まれる硝酸イオンの濃度はかなり高いことがわかりました。また、コーヒーでは有機栽培の商品が低い値を示したわけではありませんでしたが、お茶では、日本茶、ウーロン茶ともに有機栽培商品、特別栽培商品のほうが、そうでない商品の半分近い値となりました。コーヒーに比べると、お茶のほうが栽培方法の表示を睨みながら商品を選ぶ意義は大きいように思います。

Category 硝酸イオン Part2 | March 21, 2008 | 投稿者 admin : 03:33 PM | コメント (0)


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