| 「野菜の品質と硝酸イオンの関係(2)」と同じA、B、Cのサンプルを用いて、今回は硝酸イオン濃度を測定して比較してみることにします。まず、それぞれのほうれん草を20gずつ取り分けます。つぎに、すり鉢の中にちぎっていれます。 |
写真1 硝酸イオン濃度測定用のサンプル作り/ ほうれん草をちぎってすり鉢に入れる ![]() |
次に、すり鉢ですってペースト状にしたところで、水道水40mLを加えます。 |
写真2 硝酸イオン濃度測定用のサンプル作り/ ほうれん草をすり鉢ですって、ペースト状にする
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ペースト状のほうれん草に水道水を加えたものを、さらし綿で濾します。 |
写真3 硝酸イオン濃度測定用のサンプル作り/ さらし綿で濾す ![]() |
写真4 硝酸イオン濃度測定用のサンプル作り/ 濾したサンプル
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このサンプルの硝酸イオン濃度を、堀場製作所の硝酸イオンメータで測ります。ほうれん草20gに水道水40mLを加えているので、重量的には3倍に希釈されていることになります。【A】、【B】、【C】それぞれ、サンプルを2つずつ作って測定しました。下の表ではそれぞれ「サンプル1」、「サンプル2」として表しています。 |
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これまでの「野菜の品質と硝酸イオンの関係(1)、(2)」より、ほうれん草【A】は、葉の張りも少なく、えぐ味、歯ごたえともに一番強く感じられ,どちらかといえば野菜としての評価は、ほうれん草【B】、【C】に比べると劣るのではないかという結果となりました。このことが硝酸イオン濃度となにか関連があるのではないかと考えていましたが、今回の測定結果では、【A】、【B】、【C】の硝酸イオン濃度に大きな違いはみられませんでした。 ※値はこれまでと同じく、希釈された状態で計測した値をそのまま掲載してあります。 今回選んだ3つのほうれん草は、購入した店こそ違いましたが、産地がどれも関東地方の同じ県であること、購入した時期が同じであること、価格もほぼ同じであることから、食感と味の点からは違いは少しみられましたが、流通ベースでは、同程度の規格の商品というものでした。そこで、もう一度サンプルを選びなおし、流通ベースで違う規格として扱われていると考えられる価格の高いほうれん草と通常価格のほうれん草を用いて、もう一度同じ条件で観察と実験を重ねてみたいと思います。 |


