| 引き続き,スプラウト(野菜の新芽)に含まれる硝酸イオン濃度をみていきます.今回取り上げるのは,もやしです.大豆の芽であるもやしは,中国古代の生薬の書「神農本草経」にも取り上げられており,当初は薬用として利用されていました.日本にも,すでに平安時代に主に薬草として利用されていた記録が残っており,明治時代には生産業者が現れ,大量に出回ることになりました.食材としては,日本でも長い歴史のあるもやし.どのくらいの硝酸イオンが含まれているのでしょうか. |
| (測定方法) スーパーマーケットで購入したもやしを,20g取り分けます. |
写真1 もやし
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写真2 20gに分取したサンプル
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サンプルは,すり鉢ですってペースト状にします.その後,水40mLを加えて攪拌し,そのまま静かに上澄み液をさらし綿を使ってろ過します.そのろ液の硝酸イオン濃度を測定しました. |
写真3 水40mLを加えて攪拌したサンプル
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写真4 サンプルからのろ液
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(測定結果) |
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(考察) |
これまで測定したスプラウトと比べてみると,カイワレ大根の上部と同じくらいの値を示し,アルファルファよりは,かなり低い値を示しました.また,レタスと比較した場合には,中側部分,外側部分ともにもやしのほうが高い値となりました.これからことから,今回3種のスプラウトを取り上げて硝酸イオン濃度を測定してみましたが,スプラウトに特徴的なことはなく,葉菜同様に食材によってかなり含まれる硝酸イオン濃度に違いがあることがわかりました. |