| 前回に引き続き,スプラウト(野菜の新芽)に含まれる硝酸イオン濃度をみていきます.今回取り上げるのは,アルファルファです.アルファルファは,イランやトルクメニスタンなどが原産と考えられているマメ科の植物です.日本には,江戸時代に中国を経て入っていきましたが,実際に私たちが食するようになったのは,1970年代に,スプラウトが食材として注目されるようになってからのことでしょう.明治時代には,北海道で牧草として育てられてもいました.ビタミンが豊富に含まれていることから,サプリメントの原料にも使われているアルファルファ.このスプラウトに含まれる硝酸イオン濃度を見てみます. |
| (測定方法) スーパーマーケットで購入したアルファルファを,20g取り分けます. |
写真1 アルファルファ
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写真2 20gに分取したサンプル
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サンプルは,すり鉢ですってペースト状にします. |
写真3 すりつぶしたサンプル
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その後,水40mLを加えて攪拌し,そのまま静かに上澄み液をさらし綿を使ってろ過します.そのろ液の硝酸イオン濃度を測定しました. |
写真4 水40mLを加えて攪拌したサンプル ![]() |
写真5 サンプルからのろ液
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(測定結果) |
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(考察) |
前回測定したカイワレ大根と比べてみると,アルファルファにはほぼ倍の濃度が含まれていることになります.また,これまで測定した結果と比べてみるとサニーレタスの外部と同じくらいです.一概にスプラウトは,硝酸イオン濃度が低いのではなく,やはり食材によって違いがあるようです.次は,大豆の芽“もやし”をみてみます. |
