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硝酸イオンQ&A■続 ペーストしたほうれん草の冷凍と冷蔵 編

 硝酸イオンメータ(堀場製作所)で,引き続きほうれん草に含まれる硝酸イオンを測定してみます.「硝酸イオンQ&A■ペーストしたほうれん草の冷凍と冷蔵 編」で,ペーストした場合は,6日間冷蔵すると硝酸イオン濃度が低くなり,同期間冷凍の場合は,そのままのものに比べると,硝酸イオン濃度がより高くなるという結果になりました.それで今回は,“ペースト”サンプルに注目し,日にちを区切って変化を追ってみることにしました.

(測定方法)
ほうれん草をスーパーマーケットで購入し,20gずつに取り分けます.サンプルはすべて,すり鉢ですってペースト状にして冷蔵または冷凍したあと,水40mLを加えて30分以上浸漬します.そのまま,静かに上澄み液をさらし綿を使ってろ過します.そのろ液の硝酸イオン濃度を測定しました.

(測定結果)
すべて,5回測定し,その平均値を示しています.


1011T02.jpg

1011F02.jpg

(考察)
 以降,ほうれん草をすり鉢ですってペースト状にしてから冷蔵したサンプルを“冷蔵ペースト”,同じように冷凍したサンプルを“冷凍ペースト”とします.


■やはり冷凍ペーストの硝酸イオンは高くなり,冷蔵ペーストは低くなる
 0日目から6日目までの結果をみてみると,冷蔵ペーストは,0日目よりも硝酸イオンが低くなるのに対して,冷凍ペーストは,0日目よりも硝酸イオンが高くなりました.ペーストするという条件と冷凍するという条件が重なると,硝酸イオンの検査結果が高くなることが,今回の測定でも確かめられました.

■8日目には,冷蔵サンプル冷凍サンプルともに同じくらい低くなる
 いったん高い値を示した,冷凍サンプルですが,3日目よりも6日目は低くなり,8日目にはさらに下がって冷蔵サンプルとほぼ同じ値を示しました.一方,冷蔵サンプルのほうは3日目のものは0日目より低い値を示し,6日目,8日目までほぼ同じくらいの値となりました.
 今回は8日目までのサンプルしか用意できませんでしたが,これ以降どのような変化が見られるのか,気になるところです.また折をみて,試してみたいと思います.

Category 硝酸イオン Part2 | February 27, 2007 | 投稿者 admin : 01:00 PM | コメント (0)


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