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食品宅配で取り扱われる野菜の真価を探る2
ホリバの硝酸イオンメータを使った硝酸塩濃度のレポートの第7回目は、前回に引続き、食品専門宅配で取り扱われる野菜の硝酸塩濃度を調べてみました。今回、野菜を購入した宅配会社(仮にBとする)は、歴史も古く、宅配サービスや有機野菜の先駆者というべき存在のようです。その時々で内容が変わる「葉物セット」を注文しました。きっと良い状態のものが届くのでしょう。

今回、届いた野菜は2品、べか菜とみず菜です。べか菜は無農薬、みず菜は有機肥料、無農薬と書いてありました。
べか菜(約300g 202円)

 
NO3_7-1.jpg

べか菜とは、不結球白菜の一種で、白菜に比べると少し苦味がありますが、それがまたおいしい野菜です。

みず菜(約250g 235円)


NO3_7-2.jpg

さらに宅配会社Cの小松菜が手に入ったので測定することにしました。この宅配会社も10年以上の歴史があり、届く野菜は、土が付いていたり、形も様々で、温かみのある野菜です。
茎の長い小松菜です。(価格不明)

NO3_7-4.jpg

これら15gを刻んで、搾汁して硝酸塩濃度を測定しました。


NO3_7-3.jpg

ベか菜は土が付いていたので、キッチンペーパーで土をよく落としてから刻みました。

結果は次の通りです。


NO3_7-table1.JPG


小松菜は、若干しなびていたことや茎の部分が長いことが影響したのか、測定最大値9,900ppmという数値になってしまいました。
色が薄い野菜は、硝酸塩濃度が低いイメージがありますが、べか菜は高めの7,100ppmです。白菜の仲間ですが、結球と非結球野菜での違いが濃度に表れたのでしょうか?(以前、結球のレタスを測定したときは1,000ppm前後でした)また、アブラナ科の野菜は硝酸カリウムを蓄積しやすいとも言われているようです。


みず菜は今までと変わらない数値となりました。


食にこだわる食品宅配の野菜に関しても、このような結果になってしまったということは、仕入れにおいて硝酸塩濃度の高低の判断することは、非常に難しいのでしょう。また、生産者側においても、肥料量のコントロールが難しいのか、もしくは単純に意識が低いのか。いずれにせよ、EUで設けている基準に近づけるには努力が必要で、さらには、日本においても硝酸塩濃度の厳しい基準を設ける必要があると感じました。


さて、この日、野菜の直売所で購入してきた野菜があったので、一緒に測定してみました。


NO3_7-5.jpg

名称は不明です。ほうれん草よりもしっかりした葉で、若干粘り気があります。とても緑が濃く、鮮やかな葉です。水分がほとんどない野菜だったため、5gの試料に対して5gの水を足して、すりつぶしました。
硝酸塩濃度を測定した結果は、110ppmです。薄めていることを加味しても、かなり低い値です。
緑が濃い野菜は、硝酸塩濃度も高く思いがちですが、必ずしも高いわけではないようです。そして、直売所の野菜は元々低いのでしょうか?

今後も、直売所の野菜を手に入れて、測定していきたいと思います。


Category 硝酸イオンメータ | September 05, 2006 | 投稿者 admin : 07:02 AM | コメント (0)


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